TBS系バラエティー「ぴったんこカン・カン」(金曜午後8時)の最終回が24日、放送され、平均世帯視聴率が14・1%(関東地区、速報値)だったことが27日、ビデオリサーチの調べで分かった。個人視聴率は7・9%だった。

番組は03年4月にスタート。スペシャルゲストと同局安住紳一郎アナウンサー(48)のロケでの掛け合いが人気を集め、18年間で放送回数712回、1234人のゲストを迎えた。

3時間スペシャルの最終回では、安住アナと絶妙な掛け合いをみせてきた米倉涼子、男性ゲスト出演回数1位の香川照之、2位の大泉洋がロケで出演した。

エンディングで安住アナは、涙を隠すように下を向きながら「本当にさみしい気持ちでいっぱいですけれども、また新しい挑戦をということで、私のわがままを今回は皆さんがきいてくださることになりました。皆さんの思いを胸に、日々頑張りたいと思っています。またどこかでお会いできる日を楽しみにしています」と話した。

震える声で「本当にありがとうございました」と振り絞り、ハンカチで涙をふいた。番組のラストは真っ赤な目で「金曜の夜はあなたとぴったんこ。またお目にかかります。ごきげんよう、さようなら」といつものあいさつで結んでいた。