女優志田彩良(22)が27日、都内で、主演映画「かそけきサンカヨウ」(今泉力哉監督、10月15日公開)のイベントに、4月期TBS系日曜劇場「ドラゴン桜」で“秀才コンビ”を演じた鈴鹿央士(21)らと登壇した。

「かそけき」では家庭環境のせいで早く大人にならざるを得なかった高校生・陽(志田)の葛藤と成長、陸(鈴鹿)との淡い恋心を描いた。

志田は、演じた陽について「強い部分、弱い部分を含めてすべてがいとおしいなと思いました。私だったら逃げたくなることでも、逃げずに向き合って進んでいく姿はすごく魅力的だなって思いました」と語った。

今泉監督とは3度目のタッグといい「初めて監督とご一緒させていただいた作品のクランクアップで、監督に『いつか志田さんで主演を撮りたいと思っています』と言っていただきました。いつか今泉組で主演をするのが目標でしたが、まさかこんなにも早く実現するとは思っていなかったです」と喜んだ。

同作は、志田が所属する芸能事務所「テンカラット」の25周年企画映画でもある。「事務所の25周年記念で、大好きな今泉組で主演という大役をいただけて、ありがたい気持ちで一杯でした」と感謝した。

映画の冒頭のせりふにちなみ、「自分史上1番古い記憶」がトークテーマに。志田は、3~4歳のころのキャンプ買い出し時エピソードを披露し、「迷子常習犯でした」。鈴鹿は、実家での兄とのけんかエピソードを話し「それで今、眉毛はげているんですけど」と爆笑しながら「けが常習犯でした」と明かした。

井浦新、菊池亜希子、中井友望も登壇。