安達祐実(40)が4日、自身のインスタグラムで、11月末日をもって、30年間、所属してきたサンミュージックプロダクションを退所すると発表した。

「2021年11月末日をもちまして、30年間お世話になったサンミュージックプロダクションを退所することにいたしました。子供だった私を導き、共に歩んでくださった事務所の方々には、大変感謝しております」

関係者によると、安達は独立し、同社と業務提携を結ぶという。安達は「退所に際しましても、『これからも、何かあったら助けに行くからね!』と言ってくださる、社長はじめ、マネジメントチームの皆さんの優しさが、心に温かく沁みております。退所後は独立という道を選ばせていただき、今後も俳優として、真摯に一生懸命お仕事をさせていただく所存ですので、これからも応援をいただけますと幸いです」(コメントは原文のまま)とつづった。

安達は2歳からモデルとして芸能界デビューし、子役としてCMに出演。91年のハウス食品「カリー工房」のフレーズ「具が大きい」で人気を集めた。94年には日本テレビ系「家なき子」で主人公の相沢すずを演じ、名セリフ「同情するならカネをくれ」は新語・流行語大賞にも選ばれた。

05年にスピードワゴン井戸田潤と結婚し、06年4月に長女を出産も、09年1月に離婚。14年にはカメラマンの桑島智輝と再婚し、同年の映画「花宵道中」では20年ぶりに映画への主演を果たし、ヌードとぬれ場を披露したことも話題に。16年には第2子の長男が誕生した。

20年にはアパレルブランド「虜(Torico)」を初プロデュースしたことも話題になっており、今回の独立で活動の場を、さらに広げていくことになりそうだ。