ZOZO創業者でスタートトゥデイ社長の前澤友作氏(45)が12日午後、ツイッターで「自治体募集、今年はふるさと納税10億円寄付します」と発表した。

「今年はふるさと納税10億円を観光振興に。地域の資源を活かしたスペシャルな観光体験を提案ください! フォロワーの皆様は、地元の市長さんなどにこのツイートをシェアしてね」

と地域の観光振興のために、ふるさと納税を寄付する意向を示し、自治体を募集するとともにアイデアも求めた。また

「*昨年は150自治体に一律500万円(総額7.5億円)のふるさと納税をしました」

ともツイートしている。前澤氏は20年11月19日にも、同種の企画を行っており、その際は、ツイッターで

「今年納付予定のふるさと納税約8億円の寄付先を探しています。有効活用していただける自治体の首長の皆様、街を良くしたいと思う地元の皆様、ハッシュタグ #ふるさと納税8億円アイデア をつけて皆様のアイデアやご意見をツイートください!」

「なお返礼品は辞退します」

と表明している。

前澤氏は19年にも、千葉県館山市に、ふるさと納税20億円を納付している。同市は、それを元に「前澤友作館山応援基金」を設立している。

前澤氏は12月にロシアの宇宙船ソユーズで国際宇宙ステーション(ISS)に向かう乗組員として正式に任命されており、現在、ロシアで訓練を行っている。ロシアの地でも、前澤氏はコロナ禍に陥った日本のことを思っており、まずは落ち込んだ経済、その中でも観光業、地方への振興に力を注ぎ始めた。