細川たかしを師匠に持ち、11月10日にデビューを迎える歌手田中あいみ(21)が13日、都内で「オンラインデビューコンベンション」を開催。デビュー曲「孤独の歌姫(シンガー)」など、全4曲を披露した。

19年「日本クラウン演歌・歌謡曲新人歌手オーディション」でグランプリを受賞。デビューを目前にして「コロナが始まって、なかなかデビューが決まらなかったんですけど、ようやく始まってうれしい限りです。感謝です」と心境を語った。

ドライブが大好きだというが「細川たかし師匠が『運転はダメ』ということで、していません」と封印していることを明かした。その師匠も、この日は「ハスキーな声と高音が良い。頑張りなさい」とエールで送り出したという。

現役女子大生でもあり、経営学を専攻。「お金の話、企業の社長さんのお話で『経営とは』を勉強しています」。自分のセールスポイントを「誰にも負けない精神が強み」と話した。今後の目標については「スーパースターを目指しております。東京五輪(開会式)で、MISIAさんが歌っていましたけど、そんな存在になれたらと思います。そして、来年の日本レコード大賞最優秀新人賞を狙っていきたいと思います」と意気込んだ。【佐藤勝亮】

◆田中(たなか)あいみ 2000年(平12)7月26日、京都府生まれ。19年「日本クラウン演歌・歌謡曲新人歌手オーディション」グランプリ。好きな言葉「Let it be」。趣味はネイル、特技水泳。身長155センチ、血液型B。