元AKB48の矢作萌夏(19)が、約1年半所属していた大手レコード会社「エイベックス」と契約を終了していたことを14日、自身のSNSで発表した。

矢作は「この度、1年半所属していたavexと契約を終了させていただくことになりました」と報告。「お世話になった事務所の皆さんには、感謝の気持ちでいっぱいです」としつつ「私にとっては大きな決断でしたが、これからも音楽の道を邁進(まいしん)して行くつもりですので、どうぞよろしくお願い致します」とつづった。同社によると、9月末で契約が終了したという。

矢作は、18年にAKB48加入後、史上最速でソロコンサート開催や、シングル「サステナブル」でセンターを務めるなど、次期エースとして期待されたが、昨年2月に卒業。卒業後は同社に所属し、ボイストレーニングを行いながら、ピアノやギターを本格的に習得。今年6月ごろからSNSで復帰を示唆すると、7月の誕生日にはインスタグラムとTikTokでSNSライブを行い、シンガー・ソングライターとしてのデビューに向けて、本格的に再始動していたばかりだった。

今月10日、矢作はインスタグラムで、恒例で行っていた生配信ライブの休止を発表していた。関係者によると、音楽活動をより独自で進めていきたいと決意を固めたといい、同社も本人の意志を尊重し、今回の契約終了に至ったという。

◆矢作萌夏(やはぎ・もえか)2002年(平14)7月5日、埼玉県生まれ。18年1月「第3回AKB48グループドラフト会議」で3チームから1巡目指名され、AKB48チームK入り。19年1月にソロコンサートを開催し、同9月発売のシングル「サステナブル」で初センター。同10月に「第2回AKB48グループ歌唱力No.1決定戦」で優勝。昨年2月にグループ卒業。血液型O。