14日放送の女優江口のりこ(41)主演のフジテレビ系連続ドラマ「SUPER RICH」(木曜午後10時、初回午後10時8分、15分拡大)の第1話の世帯視聴率が15日、7・8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と分かった。

江口が演じるのは波瀾(はらん)万丈の人生を送っている、ベンチャー企業「スリースターブックス」の女性社長・氷河衛。仕事にプライベートに、苦悩を抱えながらもひたむきに生きるアラフォー女性のリアルな心情を描き出すオリジナルドラマ。氷河を支える貧乏な専門学校生のインターン春野優を赤楚衛二(27)、人事責任者・宮村空を町田啓太(31)、電子書籍編集長・碇健二を古田新太(55)が演じる。

第1話で、裕福な家庭に生まれた衛は幼い頃に両親を亡くした。しかし、潤沢な遺産があったため、大学時代に知り合った一ノ瀬亮(戸次重幸)と電子書籍販売をメインとするベンチャー企業「スリースターブックス」を立ち上げて成功し、女性起業家に贈られる“プラチナ・ウーマン・オブ・ザ・イヤー”の大賞を受賞するまでになっていた。

そんなある日、衛は亮からアプリ会社へ出資する提案を持ちかけられる。早速会議にかけるが、亮のやり方に懐疑的な今吉零子(中村ゆり)、宮村たち社員の反応は鈍い。

その日は「スリースターブックス」のインターン採用試験日。田中リリカ(志田未来)、豪徳尊(板垣瑞生)たち学生が、それぞれの思いで試験場に集まっている。その頃、優も試験を受けるために向かっていた。

仕事を終えた衛は、大手IT企業「MEDIA」取締役の島谷聡美(松嶋菜々子)と食事。かつて新卒で「MEDIA」に入社した衛にとって、聡美は仕事を教え、育ててくれた憧れの先輩だ。今も衛を気にかける聡美は「スリースターブックス」の現状を尋ねる。なんとかやっていると答える衛に、聡美は経営者の決断は情に流されてはいけないとくぎを刺した。