小栗旬主演のTBS系連続ドラマ、日曜劇場「日本沈没-希望のひと-」(日曜午後9時)第2話が17日放送され、平均世帯視聴率が15・7%(関東地区)だったことが18日、ビデオリサーチの調べで分かった。

第1話は15・8%だった。

1973年に刊行された小松左京氏による小説「日本沈没」が原作。翌74年にも同局でドラマ化された。今回は、2023年の東京を舞台に、日本沈没という未曽有の危機が迫る中、小栗演じる野心的な環境省の官僚・天海啓示役らが立ち向かっていく姿が描かれる。

第2話で、田所博士(香川照之)の予測通り、日之島が沈んだ。関東沈没の前兆が起きた。環境省の天海啓示(小栗旬)は日本未来推進会議で、対策を早急に行うように訴えるが、地球物理学の最高権威・世良教授(國村隼)は日之島が沈んだのはただの地滑りだと真っ向から否定し、東山総理(仲村トオル)と共に会見を開き、説明を行った。

納得がいかない天海だったが、週刊誌に天海が企業から不正にお金をもらっていたという記事が掲載された。疑惑を否定する天海の言い分は聞き入れられず、環境省では謹慎処分となり、未来推進会議からも外されそうになってしまった。

絶体絶命のピンチの中、天海は田所から「解決の糸口になるかもしれない」と、海上保安庁の海底調査のデータを入手するように頼まれた。天海は経産省の常盤紘一(松山ケンイチ)にデータの入手をお願いした。