サッカー元日本代表MF中田英寿氏(44)が、22日から販売されるモトローラの新スマートフォン「motorola edge20」(モトローラ エッジ20)と「motorola edge20 fusion」のビジュアルに出演した。

日本のアンバサダーに就任した同社のフォーダブルスマートフォン「motorola razr 5G」のウェブ限定CMに続く出演になり、このほどビジュアルが公開された。同時に、同氏が出演したモトローラの挑戦の歴史を振り返るブランドヒストリームービーもYouTubeで配信された。

中田氏は、1998年(平10)ワールドカップ・フランス大会後に、ベルマーレ平塚(現湘南ベルマーレ)からセリエAのペルージャに移籍。その後、00年に移籍した強豪のローマでは、00-01シーズンに優勝。パルマ、ボローニャ、フィオレンティーナと渡り歩き、05年にプレミアリーグのボルトンに移籍し、06年のワールドカップ・ドイツ大会を持って引退した。その現役時代に、モトローラを愛用していたという。

「motorola razr 5G」のウェブ限定CMに出演した際は「ヨーロッパにいたころは、モトローラのケータイを使っていました。友人たちユーザーが多かったんじゃないかな。当時はいろいろなケータイがありましたが、モトローラがいちばんスタイリッシュで使いやすかった。ファッションブランドとコラボしたり、他のケータイとはちょっと違う個性がありましたね」とコメント。

イタリアでは、中田氏も旧知の元イタリア代表で、20-21シーズンには自身もプレーした名門ユベントスで監督を務めた、アンドレア・ピルロ氏(42)も「motorola razr 5G」の、イタリアのアンバサダーを務めていた。

中田氏は2006年(平18)のワールドカップ・ドイツ大会をもって29歳で現役を引退。09年からは日本全国47都道府県をめぐる旅を始め、世界に誇ることが出来る日本の文化、同氏が実際に訪問した農家や工芸家、蔵元など、ものづくりの生産者と触れ合い、体験したこと、生産者の情報を発信する日本文化再発見ウェブマガジン「にほんもの」を立ち上げた。

さらに、実際に足を運んだ約2000カ所の中から、同氏“こだわりの逸品”を購入できるオンラインストア「にほんものストア」も運営している。

400を超える酒造を訪問し、日本酒の文化的可能性を強く感じたことから、15年に株式会社JAPAN CRAFT SAKE COMPANYを設立。2020年4月には立教大学教授に就任し「伝統産業とマーケティング」を担当するほか、同年8月には東京国立近代美術館工芸館の名誉教授に就任と、幅広い活動を展開している。