28日に放送予定のフジテレビ系の木曜劇場「SUPER RICH」(木曜午後10時)第3話に女優松田美由紀(60)が出演することが21日、同局から発表された。

ドラマは、江口のりこ演じる、幸せのカタチ=“スーパーリッチ”を追い求める破天荒なベンチャー女社長・氷河衛(ひょうが・まもる)の、ジェットコースターのような波瀾(はらん)万丈な半生を描く完全オリジナル作品。仕事にプライベートに、苦悩を抱えながらも日々をひたむきに生きるアラフォー女性のリアルな心情を描き出す。

14日放送の第1話では、衛のビジネスパートナーである一ノ瀬亮(いちのせ・りょう=戸次重幸)の裏切りで、彼女の経営する電子書籍会社「スリースターブックス」がいきなり窮地に立たされるという、衝撃的な展開が話題を呼んだ。

28日放送の第3話のキーパーソンとして、松田美由紀が出演することが決まった。松田がフジテレビの連続ドラマに出演するのは5年ぶりで、木曜劇場には初出演となる。

松田が演じるのは、伝説の漫画家・北別府恵子(きたべっぷ・けいこ)。かつて「北別府K」というペンネームでヒット作を次々と世に送り出した人物。衛も彼女の大ファンで、「スリースターブックス」再起のための鍵を握る人物として、彼女に白羽の矢を立てる。10年前を最後に作品を描くのを辞めてしまった北別府に、衛は新作を描いて欲しいと直談判しに行くが、その企画書を見た途端、彼女の顔色が変わる。

北別府を演じるにあたり、松田は「漫画家の役を演じるのは初めてで、設定も内容も面白いなあと思いながら、台本を読ませて頂きました。私は今年還暦をむかえましたが、今回はなんと20歳くらいの年齢を演じるシーンがあります(笑)。どうぞお楽しみください」とコメントを寄せた。