「第34回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」ファイナルお披露目記者会見が24日、都内で行われ、第3回大会の準グランプリ原田龍二(50)がVTR出演し、ファイナリストにビデオメッセージを送った。

武田真治(48)小池徹平(35)菅田将暉(28)らを輩出し、若手俳優の登竜門ともいわれる同コンテスト。応募総数1万6622人の中から15人が決定した。

この日は、ファイナリストがそれぞれ30秒以内で自己PRを展開。全国から集まった13歳から22歳の個性的な面々が、アピールした。

原田は、ファイナリストの自己PR後にスクリーン上に登場。ネービーのシャツを着て「ファイナリストのみなさん、ぜひ自分らしく、自分らしさを武器に頑張っていただきたいと思います」などと真面目に激励した。

ここで終了かと思われたが、VTRの中で原田は、スタッフから別台本を渡され、2テイク目をリクエストされて、快諾。

画面が切り替わり、上半身裸の原田が現れると、会場は大爆笑に包まれた。「ジュノンボーイ出身の最近の若い俳優をみていますと、僕みたいなはみ出し者がいませんし、まあはみ出し者がいなくて当たり前なんですけど(笑い)、皆さん共通した上品さですとか、常識人としてのクレバーな雰囲気を漂わせているなという印象を受けております」と“裸俳優”と称される原田らしく語った。

続けて「ここで1つ忠告なんですけど」と切り出し、「間違っても僕のようにならないでほしい。僕がアドバイスしなくても僕みたいにならないでしょうけど、ぜひ悔いのないように自分らしく、自分らしさを武器に頑張っていただきたいと思います」と自虐を交えて呼び掛けて笑いを誘った。

メッセージを言い終わった原田は「大丈夫ですか? 全裸の方がよかったんじゃないですか? 」と提案。「服、もういらないです。今日あったかいので。捨てておいて下さい」と言い残して上半身裸で画面から去り、盛大なくしゃみをするなどやりたい放題。一連のVTRで、やや緊張気味だったファイナリストたちの表情を一気に和らげた。原田は、11月21日に開催される最終選考会にゲスト審査員として出席する。

ファイナリストは今井暖大さん(13)大塚大雅さん(21)大津悠人さん(14)齋藤璃佑さん(17)塚木芭琉さん(15)西原大湖さん(20)堀川太陽さん(20)松谷太虹さん(14)村澤瑠依さん(14)森岡耕之助さん(20)西優行さん(13)吉井優太さん(22)久野渚夏さん(13)山岡樹さん(17)小林輝隼さん(14)。