中京テレビ制作、日本テレビ系列で26日に放送されたヒューマングルメンタリー「オモウマい店」(火曜午後7時)の世帯平均視聴率が12・8%(関東地区)だったことが27日、ビデオリサーチの調べで分かった。

同番組は「オモてなしすぎでオモしろいウマい店」を発掘するため、スタッフが日本中を大捜索するもの。MCはヒロミ、進行は小峠英二。想像を超える飲食店のサービスに驚く。

今回は名古屋市では、50代の男性店主が妻と2人で営む海鮮食堂を訪ねた。名物の海鮮丼は、マグロやタイ、サーモンなど20種類以上の刺し身が丼からはみ出すほど盛り付けられ、1290円と破格の安さ。店主は、この値段はあり得ないと言いつつも、注文した客の反応に気分を良くしているという。長野市では、70代の男性店主が1人で切り盛りする定食店を取材した。店主は、自分が質素な食事をしてでも客へのサービスを大事にしている。そんな店主のもとには常連客も多く集い、中でも週4回の頻度で来店する陽気な男性は、店のムードを明るくするのに一役買っていた。