歌手新沼謙治(65)が27日、作曲家で編曲家の川口真(かわぐち・まこと)さんが20日に敗血症のために亡くなったことを受けてコメントを発表した。

新沼は「私のデビュー曲『おもいで岬』、続く『嫁に来ないか』を川口先生に作って頂きました。レコーディング前、ご自宅を訪ねてレッスンをして頂きました。途中、真剣勝負の将棋で盛り上がった事は良い思い出です」と振り返った。

その上で「その年の新人賞や紅白歌合戦初出場など、何もかもが感謝で夢のような1年でした。これからも大切に歌っていきます。久々の知らせは寂しい限りです。ご冥福をお祈りいたします」とつづった。

川口さんは編曲家としても山口百恵さんの「いい日旅立ち」「しなやかに歌って」やテレサ・テンさんの大ヒット3部作「つぐない」「愛人」「時の流れに身をまかせ」を発表。さらにはザ・ドリフターズの「ドリフのズンドコ節」など、さまざまなジャンルで数多くのヒット曲を生んだ。