宮沢氷魚(27)が1日、都内で開催中の東京国際映画祭で上映された映画「ムーンライト・シャドウ」(エドモンド・ヨウ監督)舞台あいさつで、寒い冬の12月に行われた撮影で多摩川に入水したシーンを演じたものの、本編ではカットされたことを明かした。

宮沢は劇中で、主演の小松菜奈(25)演じる、さつきと恋に落ちるも亡くなってしまう等を演じた。弟の柊を演じた佐藤緋美(21)が、劇中でセーラー服を着た際の思いを聞かれ「テストでセーラー服を着るのは、変わった役だったので全く抵抗はなかった。(撮影は)12月の多摩川で、すごい寒かった。金金の冬の川に、氷魚君が入っているのを見るだけで寒そうだった」と苦笑しながら振り返った。佐藤の話を横で聞いていた宮沢は「寒かったし、本編では使われていないんですよ」と苦笑した。

舞台あいさつ後、会場の周辺には、宮沢の出待ちをするファンが、いまかいまかと待ち構えていた。会場を出た途端、宮沢は「氷魚君!!」と声をかけられると、気さくに手を振り、爽やかな笑みを振りまき、軽やかに走って、その場を後にした。