NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(月~土曜午前8時)の2日に放送された第2話の平均世帯視聴率が15・7%(関東地区)だったことが4日、ビデオリサーチの調べで分かった。

同作は昭和、平成、令和と時代が流れる中、ラジオ英語講座とともに歩んだ祖母、母、娘と3世代のヒロインを描き、舞台は京都、岡山、大阪。1925年の日本でのラジオ放送が始まった日、岡山で生まれた少女、安子のドラマから描かれる。大正末期からの岡山編は上白石萌音、昭和30年代からの大阪編で深津絵里、昭和40年代からの京都編は川栄李奈が演じる。

あらすじは、甘くておいしい「たちばな」のお菓子が大好きな安子(網本唯舞葵)。自分も杵太郎(大和田伸也)や金太(甲本雅裕)のように和菓子を作る人になりたいと思うようになった。しかし周囲からは「おなごの子なんじゃから…」と諭された。一方、兄の算太(濱田岳)は、店の跡取りとして菓子修業するが一向に身につかず、仕事場から逃げ出し映画を見に行っていた。その映画で見たチャプリンに憧れ、西洋の勉強をしてダンサーになりたいと金太に夢を話した。杵太郎らに反対されたが、楽しそうに踊る姿を見た金太は思いを変え、大阪でダンサー修業をすることを許した。と、同時に杵太郎が腰を痛め隠居することになった。そして金太が店の跡を継ぐことになった。そして日々が流れ、安子は14歳になった。