お笑いタレントの欽ちゃんこと萩本欽一(80)が17日夜、YouTubeチャンネル「萩本企画」の「欽ちゃん、80歳の挑戦」の生配信を行った。

6日早朝に自宅の階段から転落して頭と腰を打って2日間入院。退院して10日にも生配信を行ったが、14日に入院を報じられてからは初の生配信。

キャップ型のヘルメットをかぶった萩本は日本テレビ系「進め!電波少年」シリーズの「T部長」として知られる土屋敏男氏(65)とトーク。

登場するなり、着ていたベストを脱いだ萩本は、そこに付けられていたピンマイクも外してしまい、あわてて付け直し。土屋氏から「調子はどうですか」と聞かれると、「正直、あまりよくない」と答えた。

萩本は19日に新刊「80歳、何かあきらめ、何もあきらめない~気持ちが明るく楽になる、生き方とたたみ方~」(主婦と生活社)を出版予定。土屋氏に「なんかメディアミックス的なもの(宣伝)ですか」とけがをいじられた。

視聴者から、ヘルメットについて「ピザの配達でも始めたんですか」とメッセージを寄せられると、萩本は「ピザは大好き。正直、(髪の毛が)白くなってるんだよ」。土屋氏が「ないところは乗っけるしかないでしょう」と言うと、萩本は「堂々とやりたいんだよ」。土屋氏は「欽ちゃんが、乗っけたがってます。そういうメーカーの方は、どうぞ」と呼びかけた。

食生活について萩本は「70(歳)になってから、あれだけ好きだった肉を食べないようになった。トンカツも上に乗っている、ちょっとだけ食べたいの」と話した。

視聴者から「まだ、ピザが届かない」とメッセージが寄せられると、萩本は「もう少し、待ってください」。土屋氏が「ピザの配達の人ではありません」と呼びかけた。

萩本は首を右に傾けたまま話し、視聴者に指摘されると「この方が楽なんだよ」と言って、ヘルメットに手をやって「これがお気に入りなんだ」と話した。

これからやりたいことについて、萩本は「コントはちょっと無理。ドラマだね、笑いを入れたドラマ。だけど、笑いを入れたドラマを作ろうとすると面白くなくなるんだよ。投稿が欲しいね」と話した。