中山優馬(27)主演の映画「189」(加門幾生監督、12月3日公開)の完成披露上映会が18日、都内で行われた。

児童虐待を題材に新米児童福祉司を演じた中山は「以前に虐待される役をやったこともあるので、その痛みも意識しながら演じました。辛いテーマですが、愛の物語でもあります」。共演の前川泰之(47)は「ファンの人もそうだと思いますが、僕も撮影中に中山君の真っすぐな目にやられました」と振り返った。私生活でも母親になる夏菜(32)は「撮影後に妊娠したので、親たちの複雑な思いも少しずつ分かるようになりました」と言う。

本名の「滝川広志」で出演したコロッケ(61)は「僕が出た瞬間に観客に笑われてしまうんじゃないか。それだけが心配でした」と神妙に話した。