女優加賀まりこ(77)が5日、都内で、主演映画「梅切らぬバカ」(和島香太郎監督)の大ヒット御礼舞台あいさつに、塚地武雅(50)と出席した。

母親と自閉症を抱えた息子の日常を描いた作品。「生まれて来てくれて感謝したい人」を問われ、加賀は事実上の結婚生活をしている6歳年下のテレビ関係の男性と回答した。

「この映画の台本をいただいて、やるべきかどうしようか迷っていた。それで(その男性が)自閉症の子どもをもっているんですが『嫌じゃないか』と聞いたら『この映画は、自閉症の子どもをいじわるな目で見るのではなく、生まれてきてくれてありがとうという感覚で作る映画だと思うから、ぜひやった方が良いんじゃないか』と言ってくれた」と感謝した。