「新作落語のカリスマ」と呼ばれた落語家三遊亭圓丈(さんゆうてい・えんじょう)さん(本名大角弘=おおすみ・ひろし)が11月30日午後3時5分、心不全のため都内の病院で死去した。76歳。葬儀は近親者で営まれた。喪主は妻ユリ子(ゆりこ)さん。5日、落語協会が発表した。

300作以上の新作を発表し、影響を受けた落語家は圓丈チルドレンと呼ばれた。

▽創作落語の影響を受けた桂文枝(78) 「グリコ少年」を初めて聞いた時、落語はこんなことも出来るんやとテレビの司会と古典落語のはざまで悩んでいた私に大きな刺激と風穴をあけてくださいました。何度も共演し、新しい落語についても話し合いました。功績は計り知れないほど大きなものがあると思います。