NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(月~土曜午前8時)の7日に放送された第47話の平均世帯視聴率が17・6%(関東地区)だったことが11日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高記録は第39話の17・9%だった。

同作は昭和、平成、令和と時代が流れる中、ラジオ英語講座とともに歩んだ祖母、母、娘と3世代のヒロインを描き、舞台は京都、岡山、大阪。1925年の日本でのラジオ放送が始まった日、岡山で生まれた少女、安子のドラマから描かれる。大正末期からの岡山編は上白石萌音、昭和30年代からの大阪編で深津絵里、昭和40年代からの京都編は川栄李奈が演じる。

あらすじは、ジャズ喫茶のサマーフェスタにきたるい(深津絵里)だったが、錠一郎(オダギリジョー)が演奏した「On the Sunny Side of the Street」を聞いて、曲の途中で店を飛び出してしまった。演奏を終えたジョーが追いかけると、るいは涙を浮かべていた。忘れようと思っていた岡山での母・安子(上白石萌音)との記憶が、るいの頭の中でよみがえろうとしていた。るいは「あなたのせいで余計なことを思い出してしまった」と言う。

そして地蔵盆が行われ、錠一郎もやって来る。たこ焼きを食べていた錠一郎は、たこ焼きを落としてしまい、シャツを汚してしまう。それを見ていたるいは駆けていき、拭いてあげる。