吉本興業は11日、東京・千代田区にある神保町よしもと漫才劇場で「Up-T presents 神保町よしもと漫劇Tシャツグランプリ2022」の開催概要発表会見を行った。

石川県の創業85年の老舗織物メーカー、丸井織物とタッグを組み、同劇場所属の若手芸人約120人それぞれが作ったオリジナルTシャツの売上数を競うイベント。賞金総額は30万円。会見の司会はM-1グランプリ2021準優勝で、昨年に東京・渋谷のヨシモト∞ホールで行った大会の覇者でもあるオズワルドが務めた。

会見には昨年の女芸人ナンバーワン決定戦、THE W覇者のオダウエダをはじめ、同大会やM-1グランプリでも爪痕を残したヨネダ2000ら10組のコンビが出演した。オダウエダの小田結希は白地に大好きなアザラシが万歳をしている絵を描いたTシャツをデザイン。「ずっとアザラシのグッズを出したいなと思っていたので念願がかないました」と笑顔をみせた。

一方の植田紫帆は、その小田が熊の着ぐるみを着た写真を白地のTシャツの中央に配置したデザインで勝負。写真は「元気になる色」という赤、オレンジ、黄色で彩り、上部には「Forever Love」とプリント。「小田に合うフォントを選びました。賞金でもこれを買いたい。それぐらいほしいやつを作ったので」と胸を張っていた。