俳優ディーン・フジオカ(41)が12日、都内で、主演映画「Pure Japanese」(松永大司監督、28日公開)の完成披露舞台あいさつに、蒔田彩珠(19)らと登壇した。

アクション俳優として活動する立石大輔(ディーン)が、嫌がらせを受ける女子高生アユミ(蒔田)を救う。人間の狂気的な二面性を描くバイオレンス・アクション・ムービー。

ディーンは同作で初の企画、プロデュース、そして主演を務めた。「シンプルに感動しました。作品をゼロから企画をたてて、本当に素晴らしい出会いに恵まれて、みんなで作品を作っていって。その都度、新しい形でフィルムメーキングという文化と向き合える、そのフレッシュな感動をかみしめながら今日、ここにたどり着くことができました」。

そして「言い出しっぺなので、責任を持って最後までやり遂げる。本当に多くの人の手によって、この作品が形になった。それを見届けることが出来て、みなさんが今日来てくれたことも、自分とっては同志だと勝手に思っています」と感謝した。

蒔田は、そんなディーンの姿に感銘を受けつつ「女子高生のアユミは、自分に近い部分が多かったんですけど、怖い人とやり合うシーンは刺激的でしたね」と笑いながら振り返った。