NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(月~土曜午前8時)の第54話が18日に放送され、佐々木希(33)が朝ドラ初出演した。朝の情報番組「あさイチ」も朝ドラ受けした。

※以下ネタばれを含みます。

この日のあらすじは、関西一のトランぺッターを選ぶコンテスト当日。錠一郎(オダギリジョー)がステージ衣装をケチャップで汚してしまうが、るい(深津絵里)が急いでシャツを洗い、ぎりぎりで間に合った。

コンテストを主催する東京の芸能事務所の社長・笹川光臣(佐川満男)と社長令嬢・笹川奈々(佐々木希)も見守る。錠一郎は「オン・ザ・サニーサイド・オブ・ザ・ストリート」を吹き、熱い演奏を見せた。審査は錠一郎とトミー北沢(早乙女太一)で真っ二つに割れ、同じ曲を2人でセッションする決勝の演奏が行われた。2人は圧巻の演奏をする。

佐々木希が演じる笹川奈々はコンテストを審査し、錠一郎らの演奏に耳を傾けた。あさイチMC陣も佐々木希の初登場に反応。博多大吉は「佐々木希さんが登場しました」と振ると、鈴木奈穂子アナウンサーは「そうですね。どういう役になるんだろう」と期待した。鈴木アナはオダギリジョーの熱演にも「(この日の決着は)つかなかったけど、いい表情でしたね」と振り返った。

同作は昭和、平成、令和と時代が流れる中、ラジオ英語講座とともに歩んだ祖母、母、娘と3世代のヒロインを描き、舞台は京都、岡山、大阪。1925年の日本でのラジオ放送が始まった日、岡山で生まれた少女、安子のドラマから描かれる。大正末期からの岡山編は上白石萌音、昭和30年代からの大阪編で深津絵里、昭和40年代からの京都編は川栄李奈が演じる。