NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(月~土曜午前8時)の第56話が20日に放送され、世良公則が演じる「定一さん」がトレンド入りした。

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※以下ネタバレを含みます。

この日の放送は、ジョーこと大月錠一郎(オダギリジョー)が、ヒロインるい(深津絵里)に、戦災孤児だった自分を拾ってくれた「ディッパーマウス・ブルース」のマスター柳沢定一(ていいち)について語るシーンで始まった。

定一が「大月」という姓を付けてくれ、「じょういちろう」を漢字で「錠一郎」としたいきさつなどが明らかにされる。ジョーは戸籍謄本とみられる書面に記された「錠一郎」の「錠」の金ヘンを指で隠し「定一さんは僕の中にいてくれてる」とるいに話す。さらには、定一がすでに亡くなったことも明かした。

「カムカム」公式ツイッターは「定一さんはジョーとるいちゃんと、ジャズと、『サニーサイド』をつなげてくれました。そして…いつもジョーのなかにいます。。」とつぶやいた。

視聴者も盛り上がった。

「定一さんが付けてくれた名前なんだね、大月錠一郎」

「定一さんと錠一郎の絆の強さがなんとも素晴らしく胸熱」

「定一さんにトランペット(金)をつけて錠一郎。。。感動してもう最終回かと思った」

「安子と稔の娘が、自分が拾った子と結婚するなんて定一さんが1番びっくりするだろうなぁ。。」

放送後、「定一さん」はツイッターでトレンド入りを果たした。

また世良公則がツイッターを更新。

「カムカムエヴリバディ放送終了後反響が大きく驚いております。ご視聴頂きありがとうございます。これからも『るい編』どうぞお楽しみに。世良公則」

「錠一郎、立派に大きゅうなったのう。るいちゃんと幸せになれぇよ。ずぅっと見守っとるでぇ 柳沢定一」

少年時代の錠一郎とのツーショット写真を添えた。

同ドラマは、娘と3世代のヒロインを描き、舞台は京都、岡山、大阪。1925年の日本でのラジオ放送が始まった日、岡山で生まれた少女、安子のドラマから描かれる。大正末期からの岡山編は上白石萌音、昭和30年代からの大阪編で深津絵里、昭和40年代からの京都編は川栄李奈が演じる。