NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(月~土曜午前8時)の10日に放送された第71話の平均世帯視聴率が17・3%(関東地区)だったことが14日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高記録は第63話の18・6%だった。

同作は昭和、平成、令和と時代が流れる中、ラジオ英語講座とともに歩んだ祖母、母、娘と3世代のヒロインを描き、舞台は京都、岡山、大阪。1925年の日本でのラジオ放送が始まった日、岡山で生まれた少女、安子のドラマから描かれる。大正末期からの岡山編は上白石萌音、昭和30年代からの大阪編で深津絵里、昭和40年代からの京都編は川栄李奈が演じる。

あらすじは、時は流れて1983年。ひなた(川栄李奈)は18歳になった。高校3年生になり、同級生の一恵(三浦透子)も小夜子(新川優愛)も、ガキ大将だった吉之丞(徳永ゆうき)ですらも卒業後のことを考えていたが、何も考えていなかったひなたは焦るばかり。

そんなひなたの時代劇好きは変わらず、映画村を訪れた。つらいとき、不安なときもそこに行けば心が落ち着くのだった。

そんなある日、るい(深津絵里)に回転焼き屋の店番を頼まれたひなたの元に無愛想な客(本郷奏多)がやってきた。