俳優阿部寛が主演を務めるTBS系連続ドラマ、日曜劇場「DCU」(日曜午後9時)第5話が20日、放送され、平均世帯視聴率が11・8%(関東地区)だったことが21日、ビデオリサーチの調べで分かった。個人視聴率は7・3%だった。

第1話は16・8%、第2話は15・2%、第3話は15・2%、第4話は13・9%だった。

同作は、海上保安庁に新設された架空の組織「DCU(Deep Crime Unit)」という水中事件や事故の捜査を行うスペシャリスト集団、通称“手錠を持ったダイバー”の物語。ハリウッドの大手制作プロダクションと、カナダを中心とした制作会社、TBSの3社で共同制作するオリジナルドラマ。

第5話で、新名(阿部寛)が隊長復帰を果たす中、瀬能(横浜流星)は15年前の事件を再び調べ始めていた。

そんな折、国土交通省副大臣の長男・木下裕司(三浦■太)が海上で行方不明になり、DCUに捜索命令が出された。新名はこれまでの捜査方針を一蹴して新たな指示を出した。すると、間もなく裕司のものとみられるゴムボートが発見されるが、そこに彼の姿はなかった。そして聞き込みで立ち寄ったサーフショップで、瀬能は学生時代の先輩・中林(藤井流星)と再会した。このサーフショップのオーナーだという中林との再会を瀬能は喜ぶが、顧客名簿提出を求められた際に中林が何か細工をしたことを新名は見逃さなかった。

捜査が続く中、新名のもとに、裕司は海上で行方不明になったのではなく誘拐されたという情報が入った。DCUは極秘捜査に乗り出すが、厚生労働省麻薬取締部と公安からの要請で、捜査中止命令が下されてしまった。

※■は狩の守が僚のツクリ