NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(月~土曜午前8時)の25日に放送された第82話の平均世帯視聴率が17・3%(関東地区)だったことが28日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高記録は第63話の18・6%だった。

同作は昭和、平成、令和と時代が流れる中、ラジオ英語講座とともに歩んだ祖母、母、娘と3世代のヒロインを描き、舞台は京都、岡山、大阪。1925年の日本でのラジオ放送が始まった日、岡山で生まれた少女、安子のドラマから描かれる。大正末期からの岡山編は上白石萌音、昭和30年代からの大阪編で深津絵里、昭和40年代からの京都編は川栄李奈が演じる。

あらすじは、映画のオーディションに向けて、ひなた(川栄李奈)は五十嵐(本郷奏多)と一緒に虚無蔵(松重豊)に稽古をつけてくれるよう頼むが断られてしまう。それでも役をつかもうと懸命に努力した五十嵐は、なんとか予選を通過。オーディションを翌日に控え、緊張する五十嵐を元気づけようと、ひなたはるい(深津絵里)に頼んで回転焼きの練習をする。そして買いに来た五十嵐に回転焼きを焼いてあげる。五十嵐は「あっつ!」とそれを食べる。そしてオーディション当日。五十嵐と虚無蔵が殺陣をする。