NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(月~土曜午前8時)の2日に放送された第85話の平均世帯視聴率が17・1%(関東地区)だったことが3日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高記録は第63話の18・6%だった。

同作は昭和、平成、令和と時代が流れる中、ラジオ英語講座とともに歩んだ祖母、母、娘と3世代のヒロインを描き、舞台は京都、岡山、大阪。1925年の日本でのラジオ放送が始まった日、岡山で生まれた少女、安子のドラマから描かれる。大正末期からの岡山編は上白石萌音、昭和30年代からの大阪編で深津絵里、昭和40年代からの京都編は川栄李奈が演じる。

あらすじは、映画村のステージで茶道家役を演じることが決まったすみれ(安達祐実)は、一恵(三浦透子)のもとで茶道の稽古を重ねることに。付き添い役を任されたひなた(川栄李奈)は、稽古後もすみれの愚痴に付き合う羽目となり、五十嵐(本郷奏多)となかなか会うことができない。そんなある日、一恵の細かい指導に対して、いよいよすみれの不機嫌が最高潮に達してしまう。すると一恵の母、一子(市川実日子)がみんなに茶をいれる。茶道は「相手を思う気持ちや」と言うと、ひなたが涙を流す。

そしてお互いに多忙だったひなたと五十嵐が久しぶりに顔を合わせる。すると、五十嵐はひなたを抱きしめる。