俳優尾上松也(37)が3日、主演舞台「怖い絵」の初日前会見を東京・よみうり大手町ホールで行い、共演の寺脇康文(60)、比嘉愛未(35)らと爆笑トークを繰り広げた。

名画に隠された恐怖の背景を解説したベストセラー美術書「怖い絵」をもとにしたミステリー。

タイトルにちなみ、「最近怖かったこと」のトークテーマでは、比嘉が毎朝行っているという「あるルーティン」に、松也ら出演者たちが「怖い」と騒然。比嘉は「4年間、朝起きた瞬間に窓を開けて、深呼吸して『おはよう!』と言うのですが、それをみんな『怖い』と笑うんですよ」。「怖い」と爆笑しながら実演してみせる松也に対し、「こういうふうにいじられるのが怖いです」と笑顔で応じて盛り上げた。

舞台でアドリブコーナーもある松也と寺脇は、この日も息の合ったトークを展開。寺脇の振りで松也が巨人の原辰徳監督のものまねを披露する場面もあった。

作、演出の鈴木おさむ氏は「美術館と劇場の間という、ありそうでなかった舞台。ミステリー、サスペンスのお話だが、いままでなかったものになっている」と自信をみせた。ほかに、佐藤寛太、崎山つばさも登壇。