女優小松菜奈(26)が17日、東京・丸の内ピカデリーで行われた主演映画「余命10年」(藤井道人監督)の大ヒット御礼舞台あいさつに出席した。

イベント中に主題歌「うるうびと」を歌うロックバンド、RADWIMPSの野田洋次郎もサプライズ登場。ピアノの弾き語りで同曲などを披露した。間近で聞いていた小松は「ぜいたくな時間でした。こんなに素晴らしい楽曲をこの映画に命を吹きこんでくれて、本当にありがとうございます」と感謝した。

同曲を初めて公の場で披露したという野田は「ちょっとやっぱり手が震えました」と振り返り「2人の前で、みなさんの前で初めて演奏できて、すごく幸せでした。ありがとうございました」とあいさつした。

映画は動員90万人を越え、興行収入も11億円を突破した。小松は「こんなにうれしいことはないなと思っています」とあらためて感謝を述べた。これまでの舞台あいさつでは涙することも多く「それぐらい魂込めてみんなで作って、まつりとして全身で表現し、生き抜いてきました」。その上で「かけがえのない1年間だったなと。本当に自分の人生の財産になる作品だったなと思います。これから何十年も何百年も『余命10年』が愛されているといいなと思います」と最後は笑顔で話した。舞台あいさつには坂口健太郎(30)も出席した。