NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(月~土曜午前8時)の第106話が31日に放送された。ヒロインひなた(川栄李奈)の弟・桃太郎(青木柚)のその後が判明した。

※以下ネタバレを含みます。

この日の放送で、勇(目黒祐樹)が京都の大月家を訪ねてくる。ひなたが帰宅するとこたつに入り回転焼きを食べながら母・るい(深津絵里)と話をしていた。

勇 おかえり。

ひなた 大伯父さん!

勇 商工会の集まりが大阪であってのお。せっかくじゃから寄ったんじゃ。

ひなた もも(桃太郎)、元気にしてる?

勇 ああ、わしに似て名サードじゃ。

ひなた よかった。

桃太郎は高校3年の夏休み、一家で岡山の雉真家を訪問。元社会人野球の強打者で三塁手、野球大好きな勇とキャッチボールをした。さらに岡山での滞在を延長。勇に誘われ雉真繊維の野球部を見学したとみられる。その後、岡山の大学への進学を決意。野球を続け、おそらく雉真繊維に就職。野球部に入部したとみられる。ポジションは大伯父と同じ三塁手。桃太郎は2002年冬の時点で27歳。バリバリの主力選手として社会人野球で活躍していると想像できる。

最近、桃太郎の出演はなく、この日もこの会話のシーンだけで姿はなかった。それでも、桃太郎のその後が気になっていた視聴者は多く、SNSも盛り上がった。

「岡山の桃太郎の消息がようやくわかった」

「桃太郎は実業団野球で雉真のサード」

「桃太郎は名サードって事は実業団で頑張ってるのだな」

「桃太郎も 頑張ってるんだね、よかったよかった…」

この日の放送では勇がひなたからハリウッド映画に「雉真の足袋」が使われることを知らされた。

「雉真の足袋がこげえな形でひ孫の仕事の役に立つとは。父さん(段田安則)も草場の陰でどねんに喜んでるじゃろう。作り続けてよかった。守り続けてよかった」と勇がティッシュを顔にあてて号泣するシーンも。「勇ちゃん」は今回もトレンド入り。「勇ちゃんの泣き姿は松方弘樹を思い出したよ」「勇ちゃんが泣くところ……松方弘樹さんがハンカチまるまるさせて額の汗を拭う姿思い出した」などと盛り上がっていた。