ユニセフ親善大使としても活動する黒柳徹子(88)が5日、インスタグラムを更新。ロシア軍の侵攻が続くウクライナの子どもたちを案じ、人道支援のための募金の協力を呼びかけた。

黒柳は「ここ一ヶ月以上、毎日トップニュースで報道されていますように、ウクライナがたいへんなことになっています。命を落とす子どもたち、つらい思いをしてる子どもたちも、たくさんいます」と切り出し、自身も戦時下に小学校へ通った思い出を振り返った。

「学校にいる間はいつも『家が空襲で焼けてないかな、両親は無事でいるのかな』と不安に思いながら過ごして、学校が終わると一目散に走って家に帰りました。私は、運よくそれから青森のほうに疎開しましたが、疎開先が見つからず、東京に残った友達はどうしているだろうと、毎日心配でした」と回想。

同じ境遇にあるウクライナの子どもたちを「他人事とは思えません」とし、ユニセフが開設した募金口座を紹介。「こちらの口座に寄付していただいた募金は、私が責任をもって、国連のUNICEFを通して、全額をウクライナ支援のために使わせていただきます。一人でも多くの子供たちを救えますように、皆様よろしくお願い申し上げます」と呼びかけた。