NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(月~土曜午前8時)の最終回、第112話が8日に放送された。

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※以下ネタバレを含みます。

登場人物のその後が描かれた最終話。ヒロインひなた(川栄李奈)の弟・桃太郎(青木柚)のその後も。

桃太郎は少年時代から野球が大好きで高校、大学、社会人野球の「雉真繊維」でもプレー。ドラマでは祖母・安子(上白石萌音→森山良子)の親友きぬちゃん(小野花梨)の孫・花菜(小野花梨2役)に一目惚れ。その場で大伯父・勇(目黒祐樹)の教え通り速攻で交際を申し込み結婚。2人で岡山から京都に戻り「大月」を継いだ。(るい夫妻は岡山のディッパーマウスブルースを継ぐ)。さらに桃太郎は母校「京都西陣高校」の野球部監督に就任した。

そして息子・剣が誕生。剣も野球が大好き。剣を演じたのが勇の小学生時代を演じた藤原詩音。また、安子のおいで日本文化と野球に夢中なジョージ(ハリー杉山)が米国から京都に移住。桃太郎の学校で野球部のコーチになった。10年後、桃太郎は剣とジョージを連れ、雉真製のユニホームを着てついに甲子園に出場を果たした。

大伯父の勇、さらに高校時代の自身も果たせなかった甲子園の夢を監督としてかなえた。

SNSでは「桃太郎が犬(剣)猿(ジョージ)雉(雉真のユニフォーム)連れて鬼ヶ島(甲子園)行ったぞ!勇ちゃん生きてたかな」「桃太郎、すぐに思いを伝えたおかげで一目惚れした相手と結ばれた。勇ちゃんの教えのおかげ」などの声が挙がっていた。

「カムカム」は昭和、平成、令和と時代が流れる中、ラジオ英語講座とともに歩んだ祖母、母、娘と3世代のヒロインを描き、舞台は京都、岡山、大阪。1925年の日本でのラジオ放送が始まった日、岡山で生まれた少女、安子のドラマから描かれた。大正末期からの岡山編は上白石萌音、昭和30年代からの大阪編で深津絵里、昭和40年代からの京都編は川栄李奈が演じた。

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