公開中の米映画「ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密」(デビッド・イェーツ監督)主演の英俳優エディ・レッドメイン(40)が来日し13日、都内で来日記念パーティーを開催した。

18年の前作「-と黒い魔法使いの誕生」以来3年4カ月ぶり5度目の来日に「ここ数年間、本当に、どこにも行けない状況の中、来日はとても特別」と感慨深げに語った。

19年末から新型コロナウイルスの感染が世界的に拡大。日本では同年12月に都内で行われた米映画「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」の会見にデイジー・リドリーらが来日も、20年に入ると海外の大物俳優の来日は皆無となった。ハリウッド大作に出演した大物スターのコロナ禍以降の来日は初で、抽選を勝ち抜いた100人のファンが招待された。屋外での開催のため、控えめながら声出しも許可された。

レッドメインは、日本語版の吹き替えを担当した声優宮野真守(38)とハグして久々の再会を喜んだ。宮野から「大変な中での来日を僕らファンは喜んでいます」と感謝されると、米女優ジェシカ・ウィリアムズ(32)と日本語で「アリガトウ」と心から連呼した。【村上幸将】