井ノ原快彦主演のテレビ朝日系刑事ドラマ「特捜9 season5」(水曜午後9時)の第6話が11日に放送され、平均世帯視聴率が11・4%(関東地区、速報値)だったことが12日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は6・3%だった。

井ノ原演じる警視庁捜査一課特別捜査班(特捜班)主任・浅輪直樹をリーダーに、個性派メンバーがぶつかり合いながら事件解決に挑む人気シリーズ。

第6話では…。

料理代行業の女性・瑞希の身代わりとなり、ナイフを手に寺本の家に立てこもる滝口の人質となった小宮山志保(羽田美智子)。彼女が仕込んでいる小さなマイクのおかげで、部屋の状況は隣室に待機する国木田班長(中村梅雀)も把握はできるものの、緊迫し予断を許さない状況だった。やがて、SIT(特殊部隊)も現場に到着。小宮山救出の作戦は、着々と進んで行くことに。

そんな中、浅輪(井ノ原)は、小宮山の夫である村瀬健吾(津田寛治)に、彼女が人質となっていることを告げる。村瀬は激高し直樹の胸ぐらをつかむも、やがて冷静になり、妻を救うべく部下の三ツ矢翔平(向井康二)とともに捜査にまい進するのだった。

また、青柳靖(吹越満)と矢沢英明(田口浩正)の捜査によって毒物「ノイズ」を販売するサイトの管理人が、半年前に急性心不全で亡くなっていることが発覚。また、死亡後もサイトは運営され続けていることから、さらなる黒幕の存在が明らかになるのだった。