上島竜兵さんを失った悲しみは尾を引いている。6代桂文枝(78)は「あんなに明るい方が、知らないところで闇を抱えていたんだなぁと。なんでこうなったかなぁ…」。大阪・なんばグランド花月(NGK)で自身の誕生日7月16日に行う「桂文枝の落語家55周年記念独演会 笑って元気に! いらっしゃーい!! ツアー」取材会の場で、無念の思いを口にした。

サンドウィッチマン伊達みきお(47)はブログで「竜兵さんと一緒に仕事が出来て、沢山お話ししてくださった事は我々の財産です」。バナナマン設楽統(49)はフジテレビ系「ノンストップ!」で「今もちょっと上島さんが亡くなられたっていうのが信じられない感じ」と率直な心境を吐露し、オアシズ大久保佳代子(51)も「まだピンとこない」と口をそろえた。

上島さんと同じ所属事務所のタレント彦摩呂(55)はインスタグラムで「事務所の先輩としてずっと尊敬してました。竜兵さんがいると、周りがパーッと明るくなってまるで陽だまりのような人でした」とつづった。

一方で肥後、寺門は12日夕方時点でコメントを発表していない。関係が近いほど、憔悴(しょうすい)して口を開けない芸能関係者も多く、生前の上島さんの人柄と、突然の別れとなった衝撃を物語っている。

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