NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」(月~土曜午前8時)の16日に放送された第26話の平均世帯視聴率が15・4%(関東地区)だったことが17日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高記録は第5話の17・0%だった。平均個人視聴率は8・6%だった。

沖縄の料理に夢をかけた料理人を目指す沖縄生まれの主人公、比嘉暢子(黒島結菜)と、支えあうきょうだいを描いた物語。タイトルの「ちむどんどん」は、心がワクワクすることを意味する。ヒロインの父親を大森南朋、母親を仲間由紀恵、きょうだいを竜星涼、川口春奈、上白石萌歌、が演じる。主題歌はドラマの舞台となる沖縄県出身の歌手三浦大知が書き下ろしたオリジナル楽曲「燦燦(さんさん)」。

あらすじは、1972年5月15日。高校を卒業し家族と別れた暢子は、シェフになる夢をかなえるために東京にやってきた。大都会の人ごみ、たくさんの行き交う車に衝撃を受けた。そして先に東京にやって来ていた前田早苗(高田夏帆)と、予約してくれていた銀座のレストランへ一緒に向かった。暢子はイタリア料理の値段の高さや見たことのないメニューに驚いた。そして2人で運ばれてくる料理を楽しんだ。その後、暢子は兄の賢秀(竜星涼)がいるボクシングジムを訪問した。しかしそこで賢秀はジムから逃げたと聞かされた。さらには会長やジムの人たちから、お金を借りまくっていたことも知らされた。平謝りする暢子。賢秀を探そうと横浜の鶴見に向かったが見つからず、さらには早苗に泊まれるように電話したがつながらず、挙げ句の果てには、そこで酔っぱらいの人たちに絡まれ、上京初日から人生最大のピンチが訪れた。