NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」(月~土曜午前8時)の18日に放送された第28話の平均世帯視聴率が15・4%(関東地区)だったことが19日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高記録は第5話の17・0%だった。平均個人視聴率は8・5%だった。

沖縄の料理に夢をかけた料理人を目指す沖縄生まれの主人公、比嘉暢子(黒島結菜)と、支えあうきょうだいを描いた物語。タイトルの「ちむどんどん」は、心がワクワクすることを意味する。ヒロインの父親を大森南朋、母親を仲間由紀恵、きょうだいを竜星涼、川口春奈、上白石萌歌、が演じる。主題歌はドラマの舞台となる沖縄県出身の歌手三浦大知が書き下ろしたオリジナル楽曲「燦燦(さんさん)」。

あらすじは、暢子は鶴見で沖縄県人会の会長・平良三郎(片岡鶴太郎)に救われ、紹介を受けて銀座のレストランへ。大城房子がオーナーを務める「アッラ・フォンターナ」だ。就職を希望する暢子は試験を受けることになる。その試験の内容とはサラダを作るというものだった。合格するが、また次のテストがあり、それは得意料理を作るというものだった。

その頃、沖縄やんばるの実家では、姉・良子(川口春奈)に思いを寄せる製糖工場の息子・喜納金吾(渡辺大知)から、結婚の申し出があった。良子は戸惑う。

暢子は次の料理テストでナポリタンを作るが、下味や歯ごたえなどの理由で房子から不合格と言われる。だが料理長の二ツ橋光二(高島政伸)の助けにより、午後の賄いで追試になった。