元文化放送のアナウンサーで、タレントの吉田照美(71)が、愛称「ロバ」の冠がついた番組をスタートさせて話題を呼んでいる。文化放送は、ポッドキャストサイトPodcastQRで、吉田照美がパーソナリティーを務める新番組「ロバロック6869RADIO」(ロバロックラジオ)を14日から配信。今後、隔週土曜日午後7時に更新していく。

番組は、吉田照美が「残りの人生をかけ、鬼の形相で取り組んでいる」と自身で語る、ツイッターとインスタグラムで2年間にわたって掲載中のウェブ4コマ漫画「ロバロック」をもっと多くの人に知ってもらうためのプログラム。番組では、「ロバロック」の書籍化・ラジオドラマ化、さらにはアニメにするべく、照美人脈の関係者を“勝手に”巻き込みながら、作品の魅力を伝える。

初回配信にあたって吉田照美は、レギュラー出演する生ワイド番組「伊東四朗 吉田照美 親父・熱愛」(土曜午後3時)で「ロバロック6869RADIO」の話題を展開。パーソナリティーを務める伊東四朗(84)から「前向きなことやってるね」と声をかけられ、吉田は「伊東さんが脳トレをやっているのを、僕はマンガでやっている」と漫画を制作している秘話を明かした。これに伊東は「まいったなあ」、番組アシスタントを務めている水谷加奈アナウンサーから「知的ですね」と称賛された吉田は「知的でしょ? 意外と知的なんです。顔は知的じゃないけど。うるさい!」と自虐的に語った。“ロバラジオ”で新たな取り組みを展開する吉田の意欲は高まるばかりだ。ちなみに吉田の愛称「ロバ」の名付け親は歌手の近藤真彦(57)で、デビュー当時の番組で呼ばれたものだと吉田自身が番組で明かしている。