女優石田ゆり子(52)が20日、飼い主のいない犬猫たちの医療支援を目的とした、自身が理事を務めるプロジェクト「ハナコ・プロジェクト」を立ち上げたことを、インスタグラムで報告した。

石田は「本日2022/5/20飼い主のいない犬猫たちの医療を支援する仕組みをつくる『ハナコ・プロジェクト』をスタートいたします」と切り出し「動物たちのために何かしたいといつも思ってきました。事あるごとにその思いを分かちあってきたディレクターであり作家の山田あかねさんと共に、およそ2年前から温めてきたプロジェクトです。どうか共に、この仕組み作りに参加してください」と呼びかけた。

同プロジェクトでクラウドファンディングを募っていることも告知し、「一人一人の力は小さくてもみんなの力が集まればこの仕組みづくりは犬猫たちの未来をかならず明るくしてくれると信じています」とコメントした。

石田も自身と動物の関わりを記した著書「ハニオ日記」の印税を「全てこのプロジェクトに寄付いたします」と説明。「ハニオ日記を購入してくださった皆さま本当にありがとうございました。これからも末長くよろしくお願いいたします」と感謝し、「ハナコプロジェクト理事 石田ゆり子」の署名で締めた。

クラウドファンディングのページでは、代表を務める山田氏と石田の立ち上げまでの経緯として、「ふたりとも、保護犬、保護猫のためになにかできないか、と考えてきました。(中略)そこで、注目したのが、医療です」と説明。「ハナコプロジェクト協力病院は現在、全国に10病院。まだ、少ないのですが、最初の一歩です。小さな命を救うために日々、奮闘するひとたちの少しでも助けになれたら、保護活動に参加してくれる獣医師さんを増やすきっかけになったら、と考えています」などと、趣旨が記されている。