女優内田有紀(46)が「Women of Excellence Awards」スペシャリスト部門を受賞し28日、都内で表彰式に出席した。

長年プロフェッショナルとして実績を重ね、後進のロールモデルとして新たに道を切り開く女性リーダーや傑出したスペシャリストを表彰するもので、内田は、ビジネス部門に選ばれた元フジテレビアナウンサーで弁護士の菊間千乃氏(50)とともに、トークショーを行った。

デビュー30周年を迎える内田は「あっという間ではありませんでした。10代、20代はただただ仕事をこなす日々から、30代に入り仕事への意識も高くなり、ひた向きにがむしゃらにやってきました。このような賞をいただき、自分らしく生きることは難しいですが、トライ&エラーを繰り返しながら頑張っていこうと思います」、菊間氏も「アナウンサーを辞めて15年になりました。アナウンサーは憧れで、20代はキラキラした楽しい日々を過ごしました。30代は自分への投資で勉強し、40代は依頼者のためにと頑張りました、50歳の節目に思いがけない賞をいただき、もっと頑張りなさいということだと受け止めています」とそれぞれあいさつした。

30周年を迎えることに内田は「これまでは変わってきたことだらけです。最初は楽しい気持ちでしたが、次第にいい作品、届く作品を作りたいとの熱意が増えてきました。1人ではできない仕事なので、スタッフのみなさんへの感謝の気持ちや、ありがとうという気持ちが深くなりました」。女優業については「私も映画やドラマを見て、勇気づけられてきました。見てくださる方に、潤いの時間を少しでも与えられたらというのがモチベーションです。こんな女性のように生きたいと思ってもらえる芝居ができ、一瞬でも背中を押すことができたら、誰かのためになれたらうれしいです」と語った。