エリザベス女王の即位70年を祝う祝賀行事に参加するため王室離脱後初めて一家で帰国したヘンリー王子(37)とメーガン妃(40)夫妻の長女リリベットちゃん(1)が2日、女王と初対面していたことが明らかになった。

英デイリー・メール紙など複数のメディアによると、「トゥルーピング・ザ・カラー」のパレードの後、女王は昨年6月に米カリフォルニアで誕生したひ孫リリベットちゃんと対面したことを確認したという。

この日、バッキンガム宮殿のバルコニーには女王をはじめ、チャールズ皇太子夫妻、ウィリアム王子一家ら王室メンバーが集結したが、20年3月末に王室を離脱したヘンリー王子一家はバルコニーには登場せず、宮殿内の部屋の窓から見学する様子が伝えられていた。

報道によると夫妻はその後、祝賀行事の一環としてバッキンガム宮殿で行われたプライベートなランチ会に招かれており、その後でウィンザー城を訪問して4日に1歳の誕生日を迎えたリリベットちゃんを女王に紹介したという。この場には長男アーチ君(3)も同席しており、女王との久々の再会も果たした。

女王は体調の違和感があるため、3日にセントポール大聖堂で行われた感謝礼拝に続いて4日にエプソム競馬場で行われるダービーの観戦の欠席も発表されているが、米エンターテイメント・トゥナイトによるとリリベットちゃんの1歳の誕生日を祝うプライベートな誕生日会には出席する予定だと伝えている。

チャールズ皇太子夫妻はこの日、「1歳のお誕生日おめでとう」とツイッターに孫リリベットちゃんの誕生日を祝うメッセージを投稿しているほか、ウィリアム王子夫妻もSNSで祝福メッセージをおくっている。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)