2018年の第31回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストグランプリで俳優の松本大輝(ひろき、23)が16日、主演を務めるテレビ東京系特撮ドラマ「ウルトラマン デッカー」(7月9日開始、土曜午前9時)のオンライン製作発表会に出演し、見どころなどを語った。

突如飛来した謎の宇宙浮遊物体「スフィア」による襲撃をきっかけに、松本演じる主人公のアスミカナタがウルトラマン デッカーとなって戦いに挑む物語。

抜てきされた松本は「決まった時は少しふわふわした感じで家に帰りました」と出演を告げられた時のことを振り返り、「子どもの頃に(01~02年にかけてTBS系で放送された)『ウルトラマン コスモス』を見ていたことがあったので、自分が変身して怪獣と戦うことができることがすごくうれしい」と喜びを語った。かつての自身と同じように、子どもたちの憧れのウルトラマンとなることを誓い「子どもや大人たちにかっこいいなと思ってもらえるような活躍をしたい」と意気込んだ。

発表会では変身アイテムとなるウルトラDフラッシャーを使い、変身シーンの実演なども行った。現在も撮影中で、共に登壇した武居正能メイン監督によると、すでに1~3話までが完成したという。武居メイン監督は「もちろん最高の出来になっています。まだ3話ですが、ここからどんどんかっこよくなっていきますし、最後まで楽しめる物語です」と力を込めた。

松本も「自分たちが見ても、すごいドキドキわくわくして、胸がばくばくしています。みなさんもそれと同じぐらいドキドキしていると思うんですけど、7月9日を楽しみにしてほしいです」と語った。

宇宙浮遊物体と戦う物語だけに、デッカーの額や左胸のカラータイマーは宇宙をイメージしたデザインとなっている。松本も「よく見ると、キラキラしているんです。めちゃくちゃかっこいい」と笑顔をみせた。最後は撮影時に夜遅くまで作業するスタッフへの感謝も口にし「(演技を)やっている側はスタッフさんたちのかっこいい姿を見て勇気をもらって最後まで撮影をしていました。みんなの気合が入っている作品なので、ファンのみなさんには楽しんでいただければと思っています」と話した。

発表会にはヒロイン役の村山優香、大地伸永、宮澤佐江、小柳友、黄川田雅哉も登壇した。