演出家の宮本亞門氏(64)が22日、日生劇場で、日生劇場開場60周年記念主催公演制作発表会見に出席し、演出を担当するオペラ「午後の曳航」(23年11月23日~26日)への思いを語った。

同作は三島由紀夫原作、東京二期会との共催でドイツ語版舞台上演日本初演となる。宮本氏は「三島さんの壮絶な生き方、露骨に全て出す姿に勇気をもらって、いつかやりたかったので、喜びをかみしめています」。演出家の栗山民也氏、一色隆司氏、山田うん氏、谷桃子バレエ団芸術監督の高部尚子氏、ニッセイ文化振興財団の粟國淳氏、松山保臣氏も出席。