タレントのSHELLY(38)が27日までにインスタグラムを更新。米連邦最高裁が人工妊娠中絶を合衆国憲法上の権利として認めた1973年の判決を覆す判断を示したことを「耳を疑う結論」とし、「日本でもこんな事が起きる可能性があると思って真剣に向き合ってほしい」と訴えた。

SHELLYは「子宮を持つ人にとって中絶は権利ではないという、耳を疑う結論が出ました」と言及。

「この決定は中絶を無くすものではなく、安全な中絶にたどり着けなくするものです。違法となってしまう地域に住んでる人はお金や権力がないと仕事や学校を休んでまで中絶をしにいけません。そうなると近場で安く済まそうと、危険な方法で中絶をしようとします。これは歴史を振り返れば明確にわかる事です」と説明し、「必要な人は何としてでも、どんな方法でも中絶に挑みます。この決定は沢山の死をもたらす事になります」と懸念した。

また、「日本でも未だに時代遅れと言われる方法でしか人工妊娠中絶が認められてません。それも、パートナーの同意がないとできません」と、日本国内における妊娠中絶をめぐる現状を示し、「今回の恐ろしい出来事を決して遠いアメリカで起きてる他人事と思わず、日本でもこんな事が起きる可能性があると思って真剣に向き合ってほしいです」とSHELLY。

「こんな事が日本で起きないためにも。当たり前と思ってる権利をある日突然奪われないためにも、ぜひ投票権のある方は投票してください」と呼びかけた。