タレント矢部美穂(45)と川崎競馬所属の山林堂信彦騎手(43)が3日、5月26日に結婚後、公の場で初共演した。日刊スポーツ・キューポラ杯開催中の川口オートレース場で「新婚熱々トークショー」を開き、2人はなれそめから新婚生活までたっぷり話した。

馬主と騎手の関係から始まり、ケガをしやすい馬を山林堂騎手が大事に育てたことで信頼関係ができ、恋愛・結婚に発展した。矢部は「ベテランジョッキーですが勉強家です。穏やかな人でどんなときでもやさしい。私は料理はあまり得意ではなかったですが、動画を見て試行錯誤しながら作っています」とのろけていた。

矢部が作る料理の中で山林堂騎手は「卵焼きが好きです」と言うと、矢部は「矢部家は砂糖を使って甘いです。味覚が合いますね」と意気ぴったり。山林堂騎手は早朝に調教があるため、交際前はあまり外出することがなかったが、2人でショッピングや映画鑑賞、ドライブに行くことが増えたという。

結婚から1カ月以上たったが、矢部は「今日もオートレースの選手からおめでとうと言われてうれしい」、山林堂騎手は「北海道から九州まで競馬関係者からおめでとうと言われています。ありがたいです」と笑顔を見せていた。熱々の2人に詰めかけた大勢のファンが温かい拍手を送っていた。