中村獅童(49)長男陽喜(はるき)君(4)が6日、都内で「超歌舞伎2022」の会見を行った。

バーチャルシンガー、初音ミクと共演する「超歌舞伎」は、16年にニコニコ超会議で誕生した。今年は8月4日初日の博多座公演を皮切りに、名古屋・御園座、東京・新橋演舞場、京都南座で行われる。

初演時から「いつか歌舞伎の劇場で」という思いを持っていたという獅童。「4都市での公演が実現してとてもうれしいです」と話し「お祭り気分で楽しんでいただければ。若い人に歌舞伎を知っていただくのが僕の使命。全身全霊で私の思いをすべてぶつけたい」。

好きな歌舞伎俳優を聞かれた陽喜君は、獅童に「パパでもいいんだよ」とささやかれ「パパ」と回答。「歌舞伎をやってるところがかっこいい」と話して、会見をなごませた。

リミテッドバージョンでの主演を務める澤村國矢も出席。

今年の演目は「萬代春歌舞伎踊(つきせぬはるかぶきおどり)」「永遠花誉功(とわのはなほまれのいさおし)」。博多座は8月4~7日、御園座は同13~16日、新橋演舞場は同21~9月3日、京都南座は9月8~25日。