俳優間宮祥太朗(29)が8日、都内で映画「破戒」(前田和男監督)初日舞台あいさつに出席し、親友で同作でも共演する矢本悠馬(31)との息の合ったトークで会場を盛り上げた。

2人はフジテレビ系ドラマ「水球ヤンキース」で共演して以来、共演作も多く、親交が深い。この日の舞台あいさつでも、登壇すると間宮が「スーツが、ぱっつんぱっつんで」と矢本をイジると「今日筋トレ行ってきたので」と笑顔。矢本も「現場に友達がいるというやりづらい中で、映画の中でいい芝居ができたので、自己評価は高いです」と話した。映画の中でも親友役を演じるが、前田監督も「2人の関係が役ともかぶっていて、どこまでが現実か分からないくらいでした」と目を細めた。

また七夕から一夜明け、「願いごと」について聞かれると、矢本は「幼稚園の娘が『キン肉マンに会いたい!』と書いてあったので」と明かすと、間宮も「なるしかないな!」とすかさず突っ込んだ。矢本は「会わせてあげたい」と話すと、間宮も「実写化とか?」とノリノリだった。

作品についても、矢本は「見終わった人にも経験値として残る映画だと思います。自分自身が想像力を養える作品になったと信じています」。間宮は「上映館が増えること! この作品には内包している力があると信じています」としっかりアピールした。