10人組アイドルグループ、OCHA NORMA(オチャ・ノーマ)が今日13日、シングル「恋のクラウチングスタート/お祭りデビューだぜ!」でメジャーデビューする。このほど、今秋国体が行われる栃木県・カンセキスタジアムとちぎで取材に応じた。日本一を決めるパワースポットで、平均年齢16・9歳のハロー!プロジェクトの末っ子グループがエネルギーをチャージ。スタートダッシュ成功を誓った。

会場を「めちゃくちゃ広かった」と振り返った石栗奏美(18)は「今も実感なくてドッキリなんじゃないか」とデビュー直前の思いを初々しく明かした。

一見変わったグループ名には、みんなが集うほっとする場所(お茶の間)と、ラテン語で「規準/基準」という意味をもつ(NORMA/ノルマ)をかけあわせた造語で、「お茶の間を楽しませる、新世代のスタンダードとなるような存在になってほしい!」という願いが込められている。

お茶の間が失われつつある現代だが、サブリーダーの広本瑠璃(19)は「私たちを見るためにまたお茶の間に戻ってこられるきっかけになるように、幅広い世代に私たちのことを知ってもらって応援してもらえるように広まればいい」。

女子高校生メンバーが多く、他の先輩グループよりも積極的に流行を取り入れる姿勢は武器になりそうだ。米村姫良々(きらら=18)は「TikTok(ティックトック)とかはやりとかに敏感だなって感じる瞬間がすごく多い。新世代、はやりにのっていけるグループになれば」。公式TikTok開始の準備は進められている。窪田七海(17)は「グループでYouTuberがやっている企画とかを私たちもやってみたい。同じ世代が見ていると思うので、そういう世代をゲットしたい」と意欲を示した。

クラウチングスタートを決めた先にはゴール(目標)がある。広本は「メジャーデビューが決まった段階でずっと夢見ていたことがあって、やっぱり年末にあるレコード大賞だったりとか、CDを出してからのオリコンだったりとか、そういう部分で、表に出る部分での賞だったり、結果を出せるように頑張っていきたいなって思っています」。リーダーの斉藤円香(19)は「日本武道館だったり、いろんなコンサートが目標ではあるんですけど、今がスタートで、ゴールはまだ見つけたくなくて、このまま10人で突っ走っていきたいなってずっと思っています」と力を込めた。