アイドルシンガー“ななみん”こと、七瀬美菜が15日、日刊スポーツ新聞社(大阪市北区)を訪れ、5月25日にリリースされた新CDのPRを行った。3年ぶり2枚目のミニアルバムには「こころのベンチ」「君と僕のそばにも」「麗しの我が沖縄」の3曲を収録。「全国の皆さんと触れ合う旅の中でできあがった3曲を1枚にまとめました。心のこもった曲たちを味わい深く楽しんで聴いてください」とアピールした。

前回リリースしたCDのキャンペーン中に新型コロナが猛威を振るい始め、最近2年間は活動を縮小。全国各地へ出かけてリアルイベントを重ねてきたアイドルシンガーとしては厳しい日々が続いた。そんな中でも「今の私に出来ることがあるとしたら…」と始めたのが子供食堂の支援。歌での応援でスタートしたが、気がつけば食材の提供や募金活動のサポートへと広がり、今では東京、栃木、福島など5カ所の子供食堂で応援活動を行う。また昨年11月には栃木・黒磯に専用スタジオ「七瀬美菜・音楽の家」をオープン。スタジオからライブ配信を行うなど東京と栃木を中心に精力的に動き回っている。

6月から始まった新アルバムのキャンペーンは山形、沖縄、大阪、岡山、鳥取、名古屋、金沢、新潟と全国を転々、7月24日の東京・浅草まで突っ走る。「この2年間、自粛していたので全国の皆さんに会えるのが本当にうれしい。リアルで会うとやっぱり感じるものがありますね」。“ななみん”パワー全開で、全国へ元気を届けるつもりだ。